今日、父の部屋に入ったらとても良い匂いがした。甘いような肉じゃがみたいな匂い。何か作ってくれたんだ。と思って「良い匂いがする」と期待を込めて言ったら、「うん。レバーを煮たんだよ」というお答え。レバーかぁ、あんまり好きじゃないな。でもいくつになっても私は貧血が治らないから。なんて考えていたら、続けて父の言葉。「まりちゃんが好きでネ」まりは家のネコさんです。
全くなんて贅沢なまりさんだろう。と自分のことを棚に上げっぱなしでブツブツ思っていましたが、あんな、私たちが普通に頂くおかずみたいな匂いがするレバー、まりさんの体に悪くないのかしらと心配になりました。「まり」と「すず」という2匹のネコの食事には細心の注意を払っているように見える父なので大丈夫だと良いのですが、濃い味のものや、偏った食生活では人間よりもネコの方がずっと味覚障害になりやすいんじゃないかしらと思うのです。
ネコは、性格にもよりますが「イヤ。」って思ったら本当に食べてくれません。事実私の友人のネコ、とても美しい「ごまちゃん」は好きなご飯が出てくるまで2週間くらいのハンストをしてのけました。人間ほどは複雑に物を考えてくれないと思うので、ネコがご飯を「イヤ」と思ったらイコール「不味い」になって食べられなくなるのかもしれません。ごまちゃんだって、本当はハンストではなく食べられなかったのかも。これは人間が起こす味覚障害の症状の1つにすごく近いです。今度父がレバーを煮たら、こっそりまりさんの分を味見してみることに今決めました。あんまり濃い味だったら、父には注意しずらいので私が頑張って食べてしまえば誰も傷つきませんね。よし。